オートルートツアー 滑走2日目アラリンパス

本日も快晴のツェルマット。いつ見ても絵になるマッターホルン。つい撮影してしまいますね。今日は専用車でサースフェーへ行き、そこからアラリンパスを越えてマッター谷へのツアーです。

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まずはサースフェーに到着。ここからゴンドラを乗り継いで標高約3000mのフェルスキンへ。

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フェルスキンに到着後、スキーにシールを付けて、ビーコン、ハーネスを身に着けたら出発です。まずは山岳ガイド・ジジによるビーコンチェック。

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しばらく歩いたところでドムを中心とするミシャベル山群をバックに集合写真。

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まずは昨年のオートルートでも訪れたブリタニア小屋を目指します。

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小屋の下までたどり着くと、右からアラリンホルン(4027m)、リンプフィッシュホルン(4199m)、ストラールホルン(4190m)が並ぶ絶景が目の前に現れます。ツェルマットから見るのと少し違った表情です。

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ここから氷河上に滑り下りた後は、再びシールを付けてアラリンパスへ向かって歩行開始です。正面に見えるリンプフィッシュホルンの右側の峠がアラリンパス。左側のアドラーパスを越えるとツェルマットスキーのランチでもお馴染みのフルアルプ小屋の辺りに至ります。

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3000mを越える標高なんですが、日差しが強く暑いくらいです。腕まくりをしていたら、腕が真っ赤になりました・・・周囲にはクレバスが口を開け、むき出しになった氷河など迫力の風景が広がります。

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アラリンパス(3564m)に到着すると、目の前にはヴァイスホルンやチナールロートホルンといった4000m峰が連なります。

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ここからはいよいよ滑走開始。マッターホルンを横目に良い感じに緩んできた雪の上を快適に滑ることが出来ました。

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この広々とした斜面に私たちだけでした。

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マッターホルン、ブライトホルンを横目に。斜面の広大さが伝わる1枚です。

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当たり前ですが登りと違って滑るのはあっという間。徐々に春の雪に変わり、コース脇には早くもオキナグサが咲いていました。夏のスイスもいいですよ。同じ場所を違う季節に訪れるのも楽しいものです。

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夏のハイキングでも訪れるテーシュアルプまで来ました。ここからさらに川沿いの狭いルートや道路を滑り、時折板を脱いだりしながら、道路がOPENしているところまでスキーダウン。本日も予定通りのルートをこなせました。

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明日からは山小屋3連泊、クールマイユール泊、ヴァレーブランシュ氷河スキーと続きます。次回の更新はジュネーブに着いてからとなります。

続きをお楽しみにお待ちください!

 

神﨑 裕一

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