テネリフェ•ノルテ空港とマドリッド行きのIB機
テネリフェ街中でのディナータイム
テイデ山の登山ルート標識
テイデ山に登る前にランチタイム
ラグーナな街並み
ラグーナ大聖堂前で足を止める
美しくパティオ、ベランダを持つ司教の個人宅
ホウキとなるバルメ—ラの葉
地元の食材を使った料理とワインを楽しむ
ガルシアの奇岩とテイデ山
テイデ山(3,718m)の全容
テイデ山展望台周辺から雲海と大西洋
巨大なカルデラが点在する
テイデ山をバックに記念ショット
1月29日(日) 気温21度 雨のち曇り
今日はいよいよ帰国の途につきます。初日に見れなかったテネリフェノルテ空港もしっかり見ることができました。テイデ山、ラグーナ観光を綴ります。
1月28日(土) 気温0度〜20度、曇りのち晴れ
テネリフェ島の観光をスタート。8つの島々から構成されるカナリア諸島で最大規模、そして二つの世界遺産を持つ魅惑の島です。
マドリッドから約1700km、北アフリカ大のモロッコから約100kmの大西洋に浮かぶスペインが新大陸支配への要を担ってきた島です。レコンキスタ後の大航海時代に南米大陸の国々への文化、技術をこのテネリフェ島から多大な影響を与えたとのこと。確かに中南米の家並み、色彩、木造りのベランダ、区画整理などまるで南米の街角にタイムスリップしたようです。最大都市サンタクル—ズには、公共バス、トラム、フェリー等の交通インフラが整備され、約90万人の人口、これだけの離島なのに北部は発展した近代都市、南部はビ—チリゾートとヨ—ロッパ人から絶大な人気を誇る観光、バカンスの島です。
テイデ国立公園の前に世界遺産[サンクリストバル•ラグーナ]を訪れ、テネリフェ島の起源を辿ります。スペイン王国だけでなく、イスラムとの共存もあったとのこと。テネリフェならではの地理的な歴史背景を感じられます。
街の中心の大聖堂には、セマナサンタで街を練り歩くコスタレロ(台車)が保管されていました。イ—スターがどれほど盛り上がるのか気になります。
さて、いよいよハイライトは、スペイン領最高峰[テイデ山]3,718mからの景観を堪能し、海底火山として海底から約7,500mを誇るテイデ山のフォルムと大規模のカルデラ、巨大な奇岩群はまるで別世界にいるようです。
眼下に張り詰める雲海に大西洋に点在するグランカナリアをはじめ他の島々は識別できません。私達のいる標高約3,500m以上が見事に晴れわたっています!
サンタクル—ズやラグーナの街は大雨に違いないでしょう。案の定、復路のバスでは、標高をさげると植生が変わる広葉樹の森では大雨でした。雨で森もテイデ山周辺とは対象的でなかなか良かったです。
短いテネリフェ島の滞在、最後は、テネリフェの海と陸の幸、子ルビーナのムニエル、厚切り牛肉の石焼ステーキなど郷土料理を食しながら余韻を味わって頂きました。スペイン縦断のスキーの旅、スペイン3大名峰と4つの世界遺産、そしてスキーを通じてスペイン、イベリア半島が及ぼす世界の歴史、芸術にも触れる旅となりました。スペインスキーの旅を是非ご体験下さい。
エスコート 水澤 史