突然ですが、フェローのツアーではツアーの前後に都市滞在をプラスするなどのアレンジも可能です。
そこでピレネーツアーの玄関口トゥールーズの様子をご紹介します。トゥールーズ空港から鉄道駅まではシャトルバスで20-30分にて到着。堂々とした建物が迎えてくれます。
トゥールーズはオートガロンヌ県の中心の人口約44万人の町です。周辺地域を含めると96万人ほどのフランス第5の町。焼き煉瓦を材料とした建物が多かったことから「バラ色の町」とも言われています。
まずは、サン・セルナン大聖堂へ。巡礼路の礼拝の場と知られるこちら聖堂は堂々とした外観が遠くからも目を引きます。
入場無料で内部も撮影可能です。
スミレの群生地があることから「スミレの町」とも言われ、プロヴァンスのラベンダーのように土産物屋ではスミレグッズが並でいます。
町の中心の広場に面した市庁舎。
こちらも入場無料で、内部は宮殿のような華やかな装飾が施されています。
美術館を訪れたかのような錯覚を覚える空間
そしてこちらは、ミディ運河。ただの川のようですが、全長240kmにもおよぶこの運河は世界遺産にも指定されています。
そう聞くと立派に見えてきましたか?
駅前から街を流れるガロンヌ河畔までは徒歩だと30分ほど。もっと楽に行きたい方はメトロもいいですが自転車はいかがでしょう?
こんなスクリーン(英語あり)でクレジットカードで登録をすれば1時間ほど乗っても200円くらい。平坦な町で自転車レーンもあるので走りやすいです。
実際にレンタサイクルで行ってみました。3段のギア付き。奥に見えるのがガロンヌ川とポン・ヌフです。
ガロンヌ川はピレネーが源流です。
河畔の景色をモノクロで撮ると、セーヌ川にも負けない趣があります
郊外にはエアバス社の博物館もあるので、飛行機好きの方はそちらも併せてどうぞ。
神﨑 裕一