皆樣、こんにちは、マドンナから小瀬です。
ヨーロッパ屈指の高級リゾート地、マドンナ・ディ・カンピリオ。「草原のマリア様」という意味のこの地は、イタリアの世界遺産ドロミテ山塊の西端に位置する由緒有るスキーリゾート地です。西には、アダメッロ・ブレンタ自然公園が広がります。
ワールドカップのスラローム競技のコース、3 Tre(トレトレ)としても知られています。先日も湯浅選手が入賞したスキーエリアです。
もともとカンピリオは、巡礼者のための修道院と湯治のスパで知られる街でした。そこがハプスブルグ家の貴族をはじめとする上流階級の人々に休暇を過ごす場所として好まれるようになりました。この地にスポーツとしてのスキーが入ってきたのが1910年のこと。それまで冬は観光の閑散期として考えられていたところに、イギリス人グループがスキーを持ち込んだのです。
連日の快晴は私をいつも以上にモチベーションアップしてくれます。2日目はスケジュール通りにマリレヴァ&フォルガリダへ足を伸ばしてきました。
マドンナは、ゴンドラが近い、緩中斜面が中心で滑りやすいと評判ですが、広大なエリアなので総距離的には毎日、相当滑ります。今週のお客様も「話と違うよ」と言ってます(笑
決して、スキーイン、スキーアウトはできませんので誤解されない様お願い申し上げます。
樹林帯の滑走は、日本でもおなじみ。なぜか心が和みます。森林浴効果ですか。
バックはVal di Sole「太陽の谷」。その名の通り日当たりがよく、太陽の光が燦々と降り注ぐ谷です。その為、雪もすっかり溶けて春のようです(笑
マリレヴァへと降りるブラックコース。よく見ると右側に女性が一人、動けなくなっています。相当の急斜面です。
今日のマステリーナエリアは広くて、緩い斜面で人が少なかったので気持ちよいロングターンができました。
本日の小瀬班のお客様。凛々しい Gli Uomini(男性達)
Un Uomo e Un gruppo di tre, molto amici
日本語に訳すと 「一人の男性」と「仲良し3人組」。イタリア語にするだけでタイトルが素敵に見えます(笑
マリレヴァとフォルガリダエリアの素晴らしいスキーコースと景色をご覧ください。まずは、ソランデル小屋
チーマヴァリアナ、ピエトラグランデ、チーマブレンタ、チーマトーサなど名峰が勢揃い
ファッショナブルなイタリアのスキーインストラクター。ブライベートガイドです。
緩斜面はスキースクールのグループでいっぱいです。多くの子供達がスキーを習っています。
日本もスキーバカンスなど導入しウィンタースポーツの再普及を計画的に行って欲しいものです。
本日もマリヴェラ、そしてフォルガリダまで往復滑走し相当な距離を滑りました。
昨日と今日は連日の快晴なので、知らず知らずに滑りすぎて疲れていることでしょう。ゆっくり、休んでください。
明日は、氷河スキーエリアのパッソ・トナーレへご案内します。
小瀬信広
本日のデカピッツァ:手の大きさと比較してください。「4人で一枚」で十分
本日の絶品:ポルチーニ茸の挿絵がかわいすぎる