皆様、こんにちは、ノイシュティフトから小瀬です。
本日、5日目も快晴。すばらしい眺めです。本日はタクシーで約50分、クータイスキーリゾートにやって来ました。ホテルも立ち並び、大勢のスキーヤーで賑わっています。
通常のチロラーシーファーレンのプログラムには含まれていませんが、やや雪不足、そして降雪がない為、少しでも可能性を求め、ここにやって来ました。
大きなスキー場です。幅の広い北斜面はコースとコースの間に無数のオフピステエリアが。奥のダムサイトエリアでは、降雪後には様々なバリエーションのオフピステ滑走が楽しめます。
南斜面ではシールをつけて登るエリアが無数にあり、降雪後にはどんなオフピステができるのか興味が湧くスキー場です。
谷を挟んで両斜面に広大なスキーコースが広がります。眼下に見える街を見下ろすとやや小さいですが、イタリアのリビーニョスキー場をイメージさせます。
正直、今日はオンピステ中心かなと、降雪もないし、しょうがないかなと思っていました。
ところが、ノートラックではないですが、ロバートが次々にパウダースノーのある所に案内してくれるのです。さすが、現地のベテラン山岳ガイド、ロバートです。
こんなコンディションこそ、ガイドの真価が問われます。
2、3本サイドカントリーを楽しんだら、南斜面に移動しゴンドラで一気に山頂へ。ここからはシールをつけて登ります。春のような心地よい暖かさの中で薄着になり一歩一歩足を進めます。
快晴のおかげで、またまた逆光の素晴らしい写真が撮れました。
登り始めてから約40分、滑走スタートポイントに到着。
正面の日の当たっている斜面も魅力的な斜面ですが、本日は、より良い雪質を求め、裏の日陰の斜面に狙いをつけました。
最初の一本。
予想通りの極上パウダースノー。
山に向かって滑走していきます。
正面には、先日行ったシュリック2000エリアを含めオーストリアらしい山々とV字谷が続きます。
ロバートの軽やかな滑り。派手ではないですが、どんな雪質でも、いとも簡単にターンをしていくのです。
魔法のように板を操作する彼は、相当スキーうまいです(笑
自分のトラックを撮ってみました。気持ちの良い一本でした。
お次は、雪崩の危険性もある急斜面を一人づつ自由演技(笑
予想を大きく裏切る素晴らしい1日となりました。
お客様も喜んでいます。ロバート、今日も本当にありがとう。
小瀬信広
本日の一本:スピード感と迫力が素晴らしい!