2/9 西ドロミテ・ヴァルディ・ファッサ 小瀬SP3日目:強風のマルモランダ

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皆様、こんにちは、ファッサから小瀬です。本日、快晴。朝8:30に専用車で向かった先はアルバのロープウェイ乗場でした。

マルモラーダに行く予定ですが、ファッサの街でも強い風が吹いていたのと、フェダイヤ峠が雪崩の危険性のあるとのことで道がクローズとなっていたため、セラロンダとマルモラーダ 両方いけるロープウエイにしました。

DSCF4655タイトルのマルモロンダは私が名付けた造語です(笑

セラロンダじゃなく、うまく滑って繋いでくると、マルモラーダ 、セラロンダの一部、ブッファーレ、カティナティョといくつものスキー場を滑り込んでホテル裏まで戻ってくることのできるコースがあるためです。

ぜひ、皆様にも体験して欲しいです。

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約1年ぶりのセラ山群とサッソルンゴは旧友にあった気分です。「ただいま」

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パーキングにあったサインをみるとやはり昨日に続き、セラロンダは、アラッバ、アルタバディアまでのハーフロンダしかできませんでした。アラッバでマルモラーダ へのロープウェイの様子を聞くことにしましょう。

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不幸中の幸い、スキーヤーが少なくて、爽快な滑走が楽しめました。−5℃の気温も最高の雪質を提供してくれました。

緩斜面では、きゅんきゅんカービングで、

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急斜面は、横滑りを活用したセレブ滑りで。

昨日、一昨日と練習した成果を試すには絶好のバーンの連続でした。

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PORTA VESCOVOの展望台から正面に広がるマルモラーダ 、ドロミテ の女王がこんなに荒れ狂っているのを見るのは初めてです。

しかし、ゴンドラは動いていました。今日は、マルモラーダ スキーツアーに決定です。

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マルモラーダ へどんどん進みます。

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どんどん進みます。

いつもは、旧型のゆっくりなチェアリフトではのんびり周りの景色を楽しむのですが、今日は「早くいけ〜」と少し焦っていました。

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峠があいていれば直接、ここ、フェダイヤ峠小屋に来ていたのですが、今日は、セラロンダ経由で来たので2時間遅い到着です。

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マルモラーダ の山頂へ直接行きたいところですが、時間が時間なのでランチ休憩。

いつもより短め、しかし、さすがはイタリア、スープやパスタ、レストラン独自の味付けで満足なランチとなりました。

人間は、お腹が空くとイライラします。いい時間にランチをたべましょうね!

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レストランからミドルコースに緩斜面をおりてくるとロープウェイ乗場マルガチャペラが見えてきました。

ここから、2回乗り換えて3,300m弱の山頂プンタ・ロッカへ

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一歩遅かったか、セラウタ2,950mでストップ。ここから滑り出すことになりました。

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写真でもわかるほど強風が吹き荒れています。

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トンネルを100mほど、

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抜けたらより風が強くなっていました。

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トンネルのあと、この地点に出てきます。少しトラバースして、本線コースに合流します。

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この時点ではお客様、みんな笑顔です!

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徐々に、思い出に残るマルモラーダ 滑走のはじまり。

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滑っている女性スキーヤーが風にあおられ転倒。通常、こんな経験できません(笑

私も正直、ちょっとだけ恐怖を感じたほど。

ある意味、素晴らしいマルモラーダ スキーツアーとなりました。

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こんどは、順周りでセラロンダを戻って帰ります。

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のどかな風景を眺め、

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緩斜面で直下降!

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アラッバエリアでは、嫌という程、急斜面を滑走できます。

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それにしても、スキーヤーが少ないセラロンダエリアでした。ストレスなく滑ることができると同じスキー場でもこんなに楽しめ方が違うのかとつくづく思った1日でした。

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15:15ようやくベルベデーレまで戻ってきました。何とかバッファーレスキーエリアに行きたかったのですが、勇気を持って断念しました。

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カナツェイまでスキーダウン。

色々と寄り道したので約45kmは滑走したことでしょう。

明日は逆セラロンダ、コルチナ滞在ツアー組みも順周りセラロンダにやってくるそうです。フェローグループにすれ違える嬉しいなあ。

何度きても奥深いドロミテ エリアを再確認しました。

 

小瀬信広

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