皆様、こんにちは、サンアントン から小瀬です。
本日は、4日目にしてはじめてガルティックのゴンドラに乗りました。サンアントン のメインのスキーエリアです。
サンアントンと言えば、オーストリアスキー発祥の地としてシュチューベンと近代スキーの父「ハンネスシュナイダー」のアールベルクスキー技術(バインシュピール)を実感できる場所として大人気のスキーエリアです。
1920年代にハンネスシュナイダーが脚部だけでの運動によるバインシュピール技術を開発し、そして、故クルッケンハウザー教授の時代からフランツホピヒラー教授へとオーストリアスキーメソッドがシュビンゲンとして確立されました。
日本から戦後最初に杉山進氏をはじめ、黒岩氏、岸氏など歴代の日本スキー界のパイオニアの人々がこの地でオーストリアのスキー技術を学んで日本へ伝来してきました。
その後、ベルントグレーバー、リッチーベルガーなどオーストリアのトップデモンストレーターをこの地から輩出した、まさにスキーの聖地です。
さて、本日のスキーに話を戻すと、まずは、ガルティックエリアの緩斜面を軽く2本足慣らし、そして、大小のゴンドラを乗り継いでヴァルーガ展望台へ行ってきました。
ヴァルーガ展望台へのゴンドラは5〜6人乗り。基本的に展望だけ楽しむため、スキーは持って行きません。オフピステを滑る人のみが山頂までスキーを持って行きます。
ヴァルーガ展望台で記念写真(2811m)
360度広がるパノラマ。
北に、ドイツのガルミッシュ、西にファーアールベルク、東にイシュグル、エッツタール、南にドロミテが広がります!
戻りは、このコースでTバー乗り場まで滑走し、
この中斜面を滑ります。なかなかの滑り応え
本日は天候、気温とお日柄もよく、テラス席が賑わっていました。
我々は、フェローランチ を食べに、サン・クリフトフの村を目指します。
小さな村ですが、かつてのオーストリア国立スキー学校(ブンデスシュポルトハイム)、現在のオーストリアスキーアカデミーにも立ち寄る事ができます。
ホテル・ヴァルーガのレストラン。このホテル滞在のツアーもありますが、本日はフェローランチを食べにはるばるやってきました。
スープ、サラダ、メイン、デザート。。。メインは、揚げたてのヴィナーシュニッツェル。オーストリアで一番美味しいかも。お客様の一人がウィーンで食べたのより美味しいって言ってました(笑
本日はコーヒーも。まさに、スキーバカンスなランチでした。
明日は、レッヒにスキー遠足です!
小瀬信広
おまけ:ナイトスキーショー(1月より毎週水曜日開催予定)
21:00からはじまるエンターテイメントショーです。スキー発祥の地サンアントン とスキーの歴史、教授たちのスキーメソッド、ウィンターアクティビティの紹介、スキー学校ごとのデモンストレーションなどと時間が過ぎるのを忘れる45分でした!