アルタ・ヴァレヴェノスタスーパースキー
1月23日(水) 天候:晴れ 気温:−8度 トラフォイ
今日はグスタヴォ・トエニに会ってきました!
ヴェノスタ渓谷からジロ・デ・イタリア屈指の峠、冬のステルヴィオ峠に向かってトラフォイ渓谷へ。
豪雪のステルヴィオ峠は勿論、閉鎖されておりボルミオ方面には抜けることはできません。
オルトレス(3905m)の雄大な西斜面、北斜面を眺めながら極上の雪質トラフォイスキー場を滑走してきました。
村外れからの長いリフトに乗ってスキーエリアに到着すると氷河に雪に覆われたステルヴィオ氷河スキー場が識別できます。
今回のコンセプトでもある名峰オルトレス山系の景観と変化に富んだスキーは、トラフォイからも異なった美しい景観が魅力です。
閉鎖されていても風光明媚なステルヴィオ峠とスイスへ抜けるウンブライル峠は、この地だけの絶景ルートでありスキーは勿論、ハイカー、サイクリスト達の憧れの地なのです!
もう一つのトラフォイを訪れた目的は、アルペンスキーのイタリアのレジェンド「グスタヴォ・トエニ氏」の出身地でありこの機会に会いにいく為でもありました。
運良く彼の経営するベッラヴィスタホテルを朝一で訪ねると、彼はピステにいるとこと。
ゲレンデを探したが、兄弟のローランド氏には会えましたが、本人を見つけられずにランチタイムで再度ホテルに訪問すると快くそこに自然に登場し出迎えてくれました。
食後には、彼の競技生活を展示したギャラリーを自ら案内してくれました。数々のワールドカップ、世界選手権、1972年札幌、1976年インスブルック、1980年レイクプラシッドの3回の冬季オリンピックの戦績とその時に使用した用具等の展示を丁寧に案内してくれました。
アルペンスキーの歴史に触れた素敵な時間を過ごしことができました。
ちなみに彼は、私たちが滑走している様子をしっかりとリフトからチェックしていたようです!
アフタースキーは南チロルにあってイタリア唯一のウイスキー製造工房PUNIを視察。
ワインの産地として有名なヴェノスタヴァレーだけでなく、イタリア唯一のウィスキーの製造行程をしっかりと見学してきました。
明日は待望のソルダ渓谷でのオフピステスキーに挑戦します!
エスコート 水澤 史