ヨーロッパスキーの滑り方!「デラパージュ」 スキーの幅が広がる!上手くなる!

皆さん、こんにちは、こせのぶひろです。
久しぶりの現地レポートです。

本日は、海外スキーで、安全で疲れない滑り方をテーマに書きたいと思います。

「海外スキーの醍醐味、ロングコースを滑るには!」

ヨーロッパスキーの醍醐味は、何と言っても日本で味わう事のできない絶景、そして、10km以上およぶ超ロングコース滑走です。
ロングコースを滑るには、もちろん持久力高める等のトレーニングも必要ですが、それ以上に、疲れない滑り方の習得が必要となってきます。

以下、その滑り方「デラパージュ(横滑り)」について説明していきますので、動画も参考の上、興味のある方は、ぜひ日本のスキー場にて実践してみて下さい。ヨーロッパスキーに来た時に、こちらでの楽しみ方がぐっと高まりますよ。

目標:デラパージュ(横滑り)を利用し、体力を消耗しない、スピードコントロールができる安全な滑り方をマスターする。

対象者:横滑りができる初級、中級以上。結構滑れると思っている方でも意外とできない方が多いです。絶対に「スキー操作の幅がひろがります。」「上手くなります。」

デラパージュ(横滑り)のやり方:肩幅に足を開いて(足の前後差がでる)、それに併せて肩のライン、腰のラインを平行にして、外向を作る。
両手、胸はその外向にあわせて谷側に。そのままの姿勢で横滑りの要領で滑っていく。使用斜面は急な斜面程よい。安全なスピードまで落とせるかどうか?

ポイント:高い姿勢で、力をぬいて(手をさげてしまっても可)
膝は軽くまげ棒立ちの状態になれれば理想。また、肩幅にスキーを開けるかどうか?スムーズに一定スピードでデラパージュ(横ズベリ)できるか? 慣れてくるとデラしながらでも相当な早さで滑走することができます。
究極は、真下に滑るデラパージュ(横滑り)が目標ですね。

効果:とにかく疲れないで長い距離が滑れるようになります。フェローツアーの普通班の人が、いとも簡単に、5km、10kmと滑れるようになる。(自信がつきます。)
特に急斜面では、スピードコントロールができ,恐怖感がなくなる。スピードコントロール時に太ももの疲労が大幅に減少。
疲れないと言う事は、転倒しない、オーバースピードにもならないので安全な滑走ができる。スキーの中心に乗る練習になる。また、海外スキーの醍醐味、ロング滑走が安全に楽しめる。

ムービー1:左右を広く使ったデラパージュの例

ムービー2:狭い範囲、やや早いリズムでのデラパージュの例

ぜひ、日本で練習してみて下さい。私達スタッフも、この滑り方のアドバイスしてますよ。

こせのぶひろ

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