北極圏の夜(オーロラ&ヨーロッパスキー、オーロラ編)

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皆様こんにちは

またまたヨーロッパに舞い戻った澤田が、名古屋営業所開設記念ツアーである、ヨーロッパスキー&オーロラツアーの様子を報告いたします。

このスペシャルツアーは1月、2月、3月と設定し、1月と2月が無事最小催行人員以上のお申し込みをいただき、催行することができました。
私は、2月2日出発をご案内させていただきました。

今回のオーロラ観測の舞台はフィンランドの北極圏の内側に位置する、サッラに滞在してです。
フィンランドへは、もちろんフィンランド航空で。ヘルシンキは日本から最も近いヨーロッパです。条件が良ければ飛行時間は10時間を切ります。今回は中部から5名様、成田から9名様の計14名様をご案内いたしました。私は成田のお客様と一緒にヘルシンキへ。ヘルシンキで中部発のお客様と合流して、サンタクロース村がある、北極圏線上の町として有名なロバニエミに乗り継ぎます。到着するとロバニエミは快晴。星と月が綺麗にみえていて、オーロラへの期待が盛りあがります。さすがの北極圏で、気温は平地でマイナス26度。そこから北極圏の内側にある小さなスキーリゾート「サッラ」を目指しました。

しかし、空にオーロラは見えず。約2時間でサッラに到着し、遅い夕食を食べながらオーロラの出現を待ちましたが、出ません。今日は長旅の疲れもあり、夜の0時頃に皆様は次々とダウン。私も1時半ころに断念しました。明日に期待です。

翌日の日中は、スキー、犬ぞり、スパ・プール、読書と優雅に思い思いの北極圏での休日を楽しんでいただきました。空は前日に引き続き快晴なので、期待が膨らみます。

夕食をちょっと早めに食べて、希望者(結局全員!)でトナカイそりのツアーに行きました。ホテルからトナカイパークに送ってもらい、そこで防寒着を借りて着込みます。みなさんまるで宇宙飛行士のように着膨れしていました。
防寒着を着込んだらいよいよ出発です。トナカイ一頭がそり一台を引き、ソリ一台に一人ずつ座ります。そのソリを、インストラクターが乗るそりと数珠繋ぎにして出発です。そんなわけで我々は、操縦らしいことは特にせず、ただ座って空や景色を眺めながらの夜行です。月光の下の銀世界をすすむトナカイの列は、幻想的で、神秘的ですらありました。空には北斗七星、カシオペア、オリオン座などがきらめいています。北極星がほぼ真上です。途中、トナカイ牧場でソリを止めて、妊娠中の雌や子供と戯れたりしながら1時間ほど走ったところで、焚き火をします。焚き火と暖かいジュースで暖を取りながら、オーロラを待ちました。30分ほど、焚き火を囲んで談笑していましたが、オーロラは出ませんでした。

オーロラは見られませんでしたが、神秘的な北極圏の夜の体験は、とっても思い出深いものとなりました。

澤田 京一郎
スキー編に続く

写真①ツナカイツアーへ準備完了!
写真②月夜の働き者トナカイ

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