滑走5日目を迎えた今朝は急に気温があがり、ゴンドラ乗り場で6℃。暖かい朝となりました。
しかしながら今週初めてプンタ・インドレンまでのロープウェイがオープンしてくれました。
モンテローザから流れる氷河の末端部分をトラバースして峠へと向かいます。
グレッソネー谷方面を望みながら、オフピステを滑ります。
上部は滑りやすい雪が付いていました。
本日もこんな雄大な景色の中、バックカントリーを楽しんでいただきました。
辿り着いたのはサルツァ峠(2882m)。ここから裏側の斜面をグレッソネー谷へと滑りこみます。ゴンドラのベースまではこの峠からで1000mの標高差を滑ります。
刻々と変化する雪質を克服しながら進みます。
時折突風が吹き付け、斜面が見えないくらいの状態に。
風や日差しの影響を受けた箇所はクラストの手ごわい雪質でしたが、そんな雪も含めて色んな雪と広大な斜面を楽しめます。
油断すると板が引っかかり転倒するので、少し大きめの弧を描きながら、急なエッジングも避けて滑ります。
本日はサラチ峠のレストランにてランチタイム。チキンカレー&ブラックライスをご注文される方が多かったです。海抜3000m近い場所でこんな食事が出てくるとは驚きですね
午後はキャニオンと呼ばれる岩壁に挟まれた狭い斜面を滑ります。
風や直射日光から遮られているためか、比較的滑りやすい雪質でした。
最後は無事の下山を祝して皆様で乾杯。
残すは最終日のスキーのみ。風が収まり、ハイクアップが出来ますように・・・
神﨑 裕一