3月6日(月) 天候雨、雪、曇り
今日は朝から麓は大雨、待望のピックデユミデイは強風にてクローズ。
朝一から観光モードでサンラリーから、広大なピレネー全体を見下ろし小高い丘に聳えるマーヴェザン城を見学。
中世に幅広くピレネー一帯を統治した現在のカタルーニャ(スペイン)、アンドラまで影響力を持っていたガストン・フブス王
が共住していた立派なお城です。グランピレネースキーのこれからの旅程に関係がある歴史背景に迫りました。
続いて天候が回復しないので、そのままカトリックの聖地ルルドへ直行して雨のルルドを観光しました。ルルドは夏季に訪れても
「ルルドの泉」と聖母マリアが出現した洞窟を見ることはまず、巡礼者が多く無理です。絶対にスキーシーズンに訪れるのがおすすめ!
当時14歳のベルナデッタスビルがマリアの出現に遭遇したとか、泉が湧き出た洞窟の同じ場所に青いロザリアを身にまとった大きな聖母
マリア像が印象的です。実は、ドロミテのマルモラーダ付近からアレゲ方面へソートグッタ渓谷を冬はスキーで、夏はハイキング、サイクリングで急峻な
キャニオンに、小さいながらルルドのマリア像にちなんだものが、洞窟に安置されています。その紹介にはルルドのことが書かれています。
4万人収容できるバジリカ、中心のルルドを象徴するサンクチャリーそしてミサが行われていたマッサビエルの洞窟と湧き出る泉をじっくりと
堪能して頂きました。正門前にあるお土産でみなさんしっかりと不治の病に効能がある「ルルドの水」をしっかりとくんで終わりとなりました。
さて、天候はまだ風も強くルルドからカンパン渓谷に吹き荒れる雨風にモチベーションが下がりながらも標高1800mの(ラ・モンジュ)へアクセス。
本日の定食のハンバーガーをランチに、午後13時30分から強風のグラントウルマーレスキー場を滑走しました。
残念ながらリフトは半分くらいの稼働率、さらにツールドフランスで有名なグラントウルマーレ峠の反対側のヴァレージュスキーエリアへは滑走不可能。
フランスピレネーのハイライトでもあるピックデユミデユ展望台へ上がることもできませんでした。自然相手は過酷ですが、またいつかリベンジして
頂きたいと思います。近くと遠い存在となってしまったピックデユミディでした。
今日はバス旅の1日となりましたが、ピレネー周辺観光と少しのピレネースキーを体験頂きました!明日からはスペインへ移動します。
エスコート: 水澤 史