Day6 Tiroler Schihfaren:Franz-Senn-Hutte Tour Skiing

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皆様、こんにちは、ノイシュティフトから小瀬です。チロラーシーファーレンツアーも本日が最終日。

あいにくの曇り空、そして午後からは雪の天気予報です。

シュチューバイ氷河スキー場へ行く手もありましたが、雪で視界が悪くなのでが目に見えているので、オンピステ滑走も避けたいとの理由で、あえて谷間を行くツアースキーを選択しました。

本日は、ノイシュティフトからオーベルタールに入り、歴史あるフランツ・セン・ヒュッテの往復ツアースキーです。

 

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タクシーで約15分、そして、このスノーモービルに乗り換えます。

 

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ヒュッテに宿泊する人は、時間に余裕があるのでここからシールをつけて登っているそうです。

しかし、私達は、時間に制限があるのでバー付きのスノーモービルで一気に登ります。約1時間の節約になりますが、20分間、引っ張られて行くので慣れていない私達は腕、足の裏がジンジンになりました。

牛用のゲートの前で、シールを準備して、、さあ、出発!

 

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最初は、晴れ間もあったのですが、見る見るうちに雲が流れ曇りとなってきました。

 

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ハイキングコースを登って行くイメージでしょうか。

 

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今度は、雪もちらほらと降り出してきました。冬のスキーハイキングも悪くないです。

 

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途中、川が凍って綺麗な氷の造形を見る事ができました。

 

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歩き始めて、約1時間半、目的地のフレンツ・セン・ヒュッテに到着。

フランツ・セン牧師が、この小屋を作り、農家の人々を案内人にして、ここに山岳ツーリズムを根付かせたそうです。

 

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石造りの大きくて立派な小屋。ツアースキー客に人気で、通常3泊〜1週間滞在し、ここを拠点に希望にあわせて様々なコースを回るようです。

今日も、このヒュッテで先日アンベルガーヒュッテに行く途中にあったグループに出会いました。

今朝、アンベルガーヒュッテを出発し標高差1000mの峠を越してここにたどり着いたそうです。

我々も標高で言えば400m登ってきました。

 

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ヒュッテ前で集合写真。毎日が新鮮な体験で常に笑顔です。

 

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ヒュッテではゆっくりまったりとランチ&お茶を楽しみました。清潔感あふれる小屋です。可愛らしい内装は、オーナー夫人の趣味でしょう。

 

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メニュー内や壁には、フランツ・セン牧師の功績を説明したパネルを見る事ができます。

 

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さあ、帰りましょう。

登ってきたコースは非常に狭いのでスキー下山用の広いコースがあるのかと思ったら。。。

 

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びっくりです。来た道を引き返します。途中、崖などもあるのでゆっくりと注意しながら。

 

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天候にも恵まれ、毎日、オフピステスキーを通じて様々な体験をする事ができました。このチロラーシーファレンオフピステツアーは、毎年、催行していますが、天候と雪のコンディションによってプログラムが変わっていきます。

今回は雪不足でやや不安のツアースタートでしたが期待以上の体験ができたのではないでしょうか?

同じツアーなのに昨シーズンと全く違うツアーとなりました。毎年、参加できるツアーです、ほんと。

 

参加されたお客様へ

いつもご参加いただき誠にありがとうございます。シュチューバイ渓谷をベースとして、素晴らしい、恐ろしい、驚くような体験、そしてブルースカイのシュチューバイターラーアルペンの景色を存分に堪能していただいたと存じます。(笑

足らぬ点が多々あったかと思いますが、また、近い内にお目にかかり、そして、ご一緒に滑走できる事を心から願っております。今後とも宜しくお願いします。

来年は、カナダ・レベルストークに行きましょう(笑

小瀬信広

 

 

カテゴリー: オーストリア, チローラーシーファーレン   パーマリンク