本日は、この氷河エリアを滑走
皆様、こんにちは、ノイシュティフトから小瀬です。
本日はメインイベントのダウンヨッホ約3000mからエッツタールのアンベルガーヒュッテ2130mを経由しグリース1569mへ滑走する氷河スキーを楽しんできました。
快晴の中、取り囲む絶景、そして、目の前に広がる大氷河、ノートラックのパウダースノーをとことん満喫しました。
まずは、シュチューバイタール氷河スキー場のゴンドラ、リフトを利用しダウンヨッホへ
いつもならシールとハイクアップでダウンコプフ3225mの山頂を目指しますが、今回は雪不足もあり、シール利用でダウンコプフを巻くように裏の氷河へと登りました。
約30分登ると氷河へと続くシュートのスタート地点に到着です。
写真で見ると緩やかにみえますが、ザイルを利用して降りなければならない危険な急斜面。30m程の距離を一人づつゆっくりと降りていきます。
幾度か、このツアーの添乗をしてきましたが、こんな経験は初めてです。ガイドのロバートもフェロースキーで初めてだと言っていました。何か優越感を覚えます(笑
しかし、その苦難、緊張を乗り越えて下に辿り着くとそこは、こんな大氷原の上です。全く誰のシュプールも見当たりません。
あら、よく見たら奥の方に何本かシュプールが。
下のアンベルガーヒュッテからハイクアップして滑るスキーヤー、ボーダーがいるそうです。
大氷原に一人づつ滑走していきます。自分だけの空間、自分だけの滑走です。
やはり氷河エリア。途中にはクレバスも顔をのぞかせていました。横を通過する時は少し緊張します。
また素晴らしい中斜面のお目見え。
雪質は、今日までで一番よかった程。皆様にとって爽快な1本でした。
奥のシュプールも、手前のシュプールもすべて我々の足跡です。
スノーシューを履いたハイカーがゆっくりと氷河上部を目指して登っていました。
お客様の喜ぶ様子が伝わってきますね。
ランチは、アンベルガーヒュッテでゆっくりと。
疲れた身体に皇帝のパンケーキ「カイザー・シュマーレン」を食べました。さっぱり行くならヌードルスープ。どちらもおすすめです。
本日は、ここしかできない貴重な時間を過ごし、体験しました。
お客様の心の中にずっと残っていく事でしょう。
そんなお手伝いができて私も幸せです。
小瀬信広
本日のパウダーPhoto