こんにちは、グリンデルワルトから小瀬です。
最初から街の写真?と思われたでしょうか。
そうです、本日はグリンデルワルトから電車を乗り継いでミューレンにやってきました。
ラウターブルンネンからロープウェイ、そしてグルッチュアルプから電車に乗り換え、中間駅のヴィンターレッグに到着。ここからミューレンのロープウェイ乗場まではスキーで移動。晴れ間が出るかなと思いきや、途中、すごい風で吹き飛ばされそうになりました。
予報通り天気が悪くスキー場はガスっています。視界が悪いのは疲れるし、何より危険です。今週は、ゆっくりウィークなので、ゆっくりしてみみるつもりで街散策です。
インターラーケン観光というのもありましたが、あえて都市部ではなく自動車乗り入れ禁止のひっそりとした街ミューレンを推します。
この街は、シルトホルンのスキー遠足時でも近くまで来るのですが、微妙に距離が離れているため立ち寄る事をしません。
夏は、総数自体は少ないですが、ハイカーや観光客で賑わいを見せます。窓の綺麗に彩る花々や美しく手入れされた庭の花が咲き誇っていますが、本日は、その面影もなくひっそりとしていました。
メイン通りでは、よく店舗のディスプレイを見かけます。センスが良かったり、可愛かったり、何だかよくわからなかったり。冬は、やはり地味な感じ。ひっそりしていました。
本物の毛皮が店先に吊るしてありました。狐の顔、足まで丸ごと剥いだものは、あまりにリアル過ぎます。これを首に巻く勇気はないぞっと。動物保護団体は、ここには来ないのでしょうか(笑
いずれにせよ自分達の都合で何でもする人間社会。動物愛護云々は、またの機会にしましょう。
黒く存在感を出しているのは、シュバルツメンヒ。奥のアイガーは、雲に隠れてます。
街の中心、コープの前にあるお土産屋に入ると地元の手芸品、ミューレンの文字が入ったワッペンやシールなどが目を引きます。グリンデルワルトやユングフラウヨッホより安く買えるものもありました。ミューレンだけしか買えない限定品、魅力的すぎました。
ショッピングタイムの始まりです(笑
ショピングの後は、ランチ。
夏のハイキングでも利用するホテル・アルペンルーのレストランにやってきました。このベランダからの風景を見ながらするランチはまさに、ヨーロッパバカンスの象徴とでもいいましょうか。
でも、本日は、店内で。
白木をふんだんに使用したスイスらしい店内。どちらかというとフェミニンな可愛らしさを感じます。
オススメは、アルペンマカロニ。マカロニグラタンです。
しかし、いつもと違う! 本日は銅鍋で出てきたぞ?!
マカロニグラタン自体は、薄味であっさりしてますが、前の方が美味しかったような、、、、
しかし、このリンゴソースをかけると、味が一変します。驚くほど美味しくなりました。以前、食べたマカロニより、おいすぃーいです。(私は、それに塩&コショウをプラスしましたが(笑)
メニューも若干変わっているし、何だろうと違和感を覚えて、「シェフが交代したのか?」と聞いてみると、やはり、そうでした。5ヶ月前に、変わったそうです。
R&Lの発音に厳しいウエイトレスが教えてくれました。彼女もこの冬から働いているそうです。(Rivellaの発音で苦労しました。)
食後、ウェンゲンに行こうとミューレンのロープウェイ乗場にやってくると、インテリア改装でどこかにいってしまっていたイマイミチコさん達の登頂時の展覧品を見つけました。チケット売場左の階段の上に展示してあります。
シュタッヘルベルクからポストバスでラウターブルンネンに戻ってきました。
駅に移動してクライネシャイデック行きの電車に乗ろうとすると、見覚えのない行先になっていました。
「あれ?この電車はウェンゲンに行くよね?」と私が聞くと、
「行くよ。でも、時速100mを越す強風で、この電車も、ユングフラウ鉄道も標高の高い駅には行かない。メンリッフェンのロープウェイもクローズ、この後、もっと風が強くなるから午後からは全く見込みないよ」と駅員さん
この一言で、メンリッヘンから滑りおりるという午後からの予定を全て諦めました。
電車に乗ってグリンデルワルトに戻りました。本日のスキー滑走、約1km。過去の記録を塗り替えました(笑
明日のシルトホルン遠足でたくさん滑りましょう。
小瀬 信広