山頂は、風が強くなってきました。シールを片付けスキーの準備です。雪のコンディションは、良いとは言えません。昨日までの風、雪崩の危険性を考えて滑走します。
一番の問題は、やはり雪不足。
それでも、この雪原。気持ち良くシュプールを描きます。
状況が良ければ、右の急斜面を滑りたい所ですが、雪崩を警戒して回り道。そんな勇気ある決断も必要です。
上部の斜面を滑ってきました。気持ちの良い一本でした。
日陰のコースは、雪が良かった。下からスノーシューで登る人の足跡もありました。もっと端を歩いてくれという感じです(笑
全員での記念写真。思い出に残る一枚
この後は、緩やかなコースを滑走していきました。
約8kmを滑り降り、アンベルガーヒュッテに到着。
14:00到着。全員で記念写真。ゆっくりとランチタイム。
初めてつけたハーネス、頑張った登頂、山頂からの絶景、雪質がころころ変わるパウダーなど、話が盛り上がりました。
ランチ後は、グリースまで谷のコース、林間コースを滑って行きました。
グリースに到着。いつものタクシーが迎えに来てくれていました。
タクシーを見た時、やっとホッとしました。
素晴らしい最終日となりました。
チロラーシーファレンツアー参加者の皆様、いかがでしたでしょうか?
雪、強風、雪崩警戒と色々な事に悩まされた週となりましたが、楽しんでいただけたでしょうか。
皆様と一緒に滑り、素晴らしい時間を共有できて大変嬉しく存じます。
来年、また次回もどうぞ、よろしくお願いします。
今回はご参加いただき誠にありがとうございました。
小瀬信広