皆様、こんにちは、ノイシュティフトから小瀬です。本日は、強風予報だったので、風の影響のないツアースキーを楽しんできました。ちなみに、ステューバイ氷河スキー場は、午後からクローズとなりました。
ホテルからタクシーで約10分、その後、冒頭の写真のトラクターに乗り込んで約15分。山の中を進みます。
揺られながらも初のトラクター移動でお客様笑顔です。
トラクターの持ち主と山岳ガイドのロベルトと一緒に記念写真。
トラクターで移動したのは、セブラスシュピッツェツアースキーのスタート地点、Auffang Alm hutteです。
トラクターの運転手さんはこのヒュッテのオーナーでもあります。ランチの時は料理も作るという一人、何役もこなす方です。
冬でも、ハイキング、ソリ、ツーリングスキーなどのお客様で一杯となる山小屋です。
今日は、ツアー3日目。毎日、日替わりで色んなスキーを楽しみます。標高2300m近くまで登っていきます。
のんびりと、最初の45分は車道を。
ここからは、道なき道を進みます。スキー場ではないので、リフトもありません。私達の他には誰もいません。静かな空間です。
ここ最近、降雪がないので、古いトラックが残っています。天候、雪のコンディション等を考えると3月後半がベストシーズンです。
今シーズン、オフピステにはもっと雪が必要です。昨日、スイス、イタリアは雪が降ったようですが、オーストリアはなぜか暖かい。
その上、強風に悩まされています。
屋外アクティビティなので、そんな時期もありますよね。すべてを受け入れて楽しみましょう。
絵になる一枚。太陽が燦々と輝き、まるで春のような暖かさでした。
途中で休憩です。乾いた喉に水を流し込み、来た道を振り返ります。眼下には、ノイシュティフトの村も眺められます。
パノラマ写真で全景をどうぞ。
左側の小山の裏は、初日に滑ったシュリック2000のスキー場。前方にはトゥクサーアルプス山群が広がります。
ここは穏やかな陽気ですが、正面の山々の風の強いこと。肉眼でも確認できるくらいでした。一休みした後、急斜面をもう一頑張りです。
眼下にはっきりとノイシュティフトの村が。村からもこの斜面が見えます。
斜面の雪が風で流れ出しているのがお分かりでしょうか?
あれほど穏やかで暖かった天候が12時を境にあっという間に強い風が吹き出し体、手の熱を奪っていきます。ウェアを着て風に対抗です。
急斜面を登りきり窪地にやってきました。風が強すぎ、雪のコンディションが悪いため、下山のスキーに影響するので残念ですがここでUターンすることに決めました。
ややクラスト状態。ハードなコンディションなのでゆっくりとガイドのシュプールに沿って下りていきます。
とはいえ、結構、滑りました。
Auffang Alm hutteに戻りランチ。
オーストリア名物のクヌーデルスープ、ヌードルスープで体を温めます。
乾いた喉には、シーヴァッサー(スキー水)、後味の良いハーブウォーターです。もちろん、アルムドドゥラーもオススメです。
デザートでは、皇帝が愛したパンケーキという名のカイザーシュマーレン。
ここのは、ボリューム満点でした。6名で一皿で十分の量です。毎日3食、食べすぎです。(笑
今日は自然の中で、スキーをつけたハイキングを楽しみました。
オーストリアで毎日違ったスキーを楽しんでます。
小瀬 信広