ツェルマット☆スキー4日目:ヴァルトルナンシュ&チェルビニア

皆様、こんにちは、ツェルマットから小瀬です。

今週のツェルマットは、天候に恵まれずスケジュールに苦労してます。昨日まで、氷点下20度を下回る寒さと強風でイタリアスキー遠足は、連日断念。

本日、気温はやや緩んできてものの、天候は相変わらずの曇りながら、ラストチャンスかもしれないと思いながらトロッケナーシュッテックに向かいました。

到着して、落胆。クラインマッターホルンへは上がれるものの観光客のみに開放との事。

何とクラインとテスタグリッジャ間のスキーコースが、雪崩コントロールの為、オープンできないのです。

残った道は一つ。Tバーでテスタグリッジャへ行く事。昨日はこの選択肢もありませんでしたから、それを思えばラッキーな日なのでしょう。

Tバー。。。あるお客様にはキツくもあり、あるお客様には、「ノーチョイス、これに賭ける」でした。本日、私が担当した1班のお客様は、「イタリアに行く」と全員、ほぼ即決。

ブログを見るとアオスタコースでも、ヴァルトルナンシュ&チェルビニアに来ていたそう。会いたかったな。

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約4kmもある1本目のTバーは、寒い時には手足はもちろん、身体中が冷えアイスバーになってしまうくらい長い。そして、とどめは斜度のきつい2本目のTバーを乗り継いで行かないといけません。

 

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苦難を乗り越え、全員、無事に到着し万歳!

実は、あまり寒くありませんでした(笑

 

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当初、チェルビニア行きを予定していましたが、明日の天気がどうなるかわからない事も考えると、お客様にヴァルトルナンシュも見てもらいたくなり、このエリアの象徴、チーマ・ビアンケまで移動していました。

 

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村に、飛び込んでいくようなコース。

ヴァルトルナンシュのコース①、スキー場の駐車場まで続くロングコースは、緩斜面・中斜面がバランス良く続くウェーブといつもスキーヤーが少ない上、林間やコンドミニアムの間を通る時の風景が好きで、私のお気に入りコースとなっています。

視界の良い日には、極力止まらずロング滑走の醍醐味を味わってください。

 

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所々、スリリングな急斜面もありスキーヤー魂に火をつけるコースです。

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念願のイタリアに足を踏み入れ、万遍の笑み。スキーはもちろんですが、イタリア料理も楽しみにされているお客様もいらっしゃいました。たくさん食べてください(笑

 

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ランチは、いつも予約でいっぱいのレストラン、ラ・モッタ! オーナーのガブリエレさんはデザイナーでもあり、店内では料理だけではなく彼の作品も楽しめます。

HPもぜひ、ご覧ください。

http://www.gabrielemaquignaz.com

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本日のランチは、ニョッキ、スパゲティーとピザで大満足。本日は予約なしで入店できラッキーでした!

 

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ヴァルトルナンシュを後にして、次はチェルビニアへと向かいます。

 

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今日の雪質は最高!!少しお日様も出てきて斜面が見やすくなり滑走スピードもアップ。

 

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ヴァルトルナンシュに負けず劣らずなカービーで緩斜面・中斜面が続くロングコース。⑦のベンティーナコースは、チェルビニアスキー場の人気ナンバーワンコースです。

 

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モンテ・チェルビーノ(マッターホルン)をバックに。少しだけ姿をあらわしてくれました。

 

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スイスへの帰路に乗ったゴンドラで出会ったスペイン人カップル。「先週、ピレネーのバケイラで滑ったよ」から会話が弾み、「日本とスペインは近い間柄なんだ」とスペインの色々な話をしてくれました。

頼んでもいないのに最後には、男性が歌付きでステップ踏んで、フラメンコを踊ってくれました。お客様は大爆笑!しかも上手い!でも、そんなに音だしたらゴンドラの底が落ちるよ(笑

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テスタグリッジャでは、国境線をまたいで集合写真。

お客様には良い1日となった事を願います。

小瀬 信広

 

 

 

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