今回は大人のスキーツアーで11名、プレステージで12名の2グループでご案内しました。ここポルトデュソレイユは日本ではほとんど名前も知られていませんが、ヨーロッパでも最大級のスキーエリアでコース総延長はなんと650km!!トロアヴァレーをも凌ぐ広さを誇ります。レマン湖の南側に位置するこのエリアはジュネーブ今空港からのアクセスでわずか1時間半と近いのも魅力です。フランスとスイスにまたがっていて国境越えスキーもできるエリアです。
滞在するモルズィーンの街をはさんでゴンドラが2方向にかかっていて、モルズィーン、レジェを滑るプレネイ方面とスイスへもアクセスできるアヴォリア方面の2つです。初日は足慣らしもかねてプレネイエリアへ。
到着に合わせてちょうど雪も降ってコンディションは上々。天気も6日間中、4日は晴れたので良かったです。
フランスの山岳地方のサヴォアエリアでもチーズを使った料理はおいしいです。写真はパンにハム、地元のレブローションチーズ、たまごをのせてオーブンで焼いたクロットサヴォヤード。チーズの味がポイントでなかなか美味しいです。
スイス、レ・クローゼ、モルジャンへ遠征の1日。名峰ダンデュミディが真正面に構える中の滑走は1日40kmを超える距離。グルーミングの効いた斜面を快適に飛ばします。
ここはフランスのアヴォリアからスイスのレ・クローゼへ滑り降りる、通称「スイスの壁」。有志3人が果敢に急斜面のコブに挑戦。
コブが苦手な方もご安心。ここは下りのリフトにも乗車可能です。ただかなりの高度感なので、リフトに乗った方が怖いとか・・・。
今回のツアーももうひとつの魅力はホテル滞在。滞在するホテルサモイェーデは3星ながらホテルのレストランがあのミシュランガイドにも載るほどの実力で、控えめに言ってもものすごく料理がおいしいです!写真がないのが残念なのですが、参加されたお客様からも大満足の評価をいただきました。美味しい食事はスキーでも大事ですよね。
ツアー最終日には日本人の30代男性好青年、山口潮久(みちひさ)さんが職人を務めるチーズ工房兼ショップの「Fruitière des Perrières」を訪問。ここはフェローの会報誌「With F」でも過去に紹介させていただきましたが、地元の郵便局での雑談で偶然教えてもらい行った先。ブーリーやアボンダンスといった地元の製法を守ったチーズ作りを山口さんが任されていて、夕方のみの営業ですがチーズを買いにくるお客さんが絶えない、人気のお店です。みなさんチーズを大量に購入されていました。日本への持ち帰りには伊真空パックもしてもらえるので手軽・安心です。
工房も見せていただき、チーズ作りの製法なども教えていただきました。
最後は青空バックの皆さんの滑りを。
来シーズンも引き続きここポルトデュソレイユでのツアーを行います。滑り重視、食事も重視の方はぜひご検討下さい!!
澤 宏太郎