フレンチアルプス縦走スキー9日間・6日目(最終) 【ラ・グラーヴ】

2月16日(金)・天気:曇り時々晴れ、気温:−7度~−4度、積雪100cm~160cm
午前は「ラ・グラーヴ」メイジュで氷河スキー
ブリアンソン、シェヴァリエから車で約40分、昨年ツールドフランスが来たロータレ峠を超えてラ・グラーヴへ。
ロータレ峠 からさらに約2600mまで登りサヴォワ地方へ抜けるガリヴィエ峠は雪に閉ざされています。

寒村ラ・グラーヴからエクラン山群のラ・メイジュ(3983m)をはじめ、氷河を頂く手付かずの冬山そのものを滑走できるオフピステ専用エリアです。
3連ゴンドラで標高2400m、乗り継いで標高3200mまで上がります。
途中ゴンドラからオフピステを滑走するスキーヤーが雪原に米粒のように見えるスケールです。

雪上車でさらに、氷河エリアのJバーリフトにアクセスでき、最高地点の標高3600mまで上がります。
この壮大なエクラン国立公園の大自然を体感し、いたるところにノートラックが存在する氷河スキーの醍醐味やリスクも認識しながらのスキーイング。
多くの山岳スキーヤー、フリーライドスキーヤーにとってラ・グラーヴはまさに聖地です。

今回はエクラン山群の主峰でもあるラ・メイジュ(3983m)をはじめ、北に遠くヴァノワーズ山系まで眺める高山が織りなす絶景を眺めるのが目的でした。
スキーをしなくても訪れるだけでも価値のある特別なスキーエリアです。
国際派山岳スキーヤー、フリーライドのメッカといえるでしょう。

午後はロータレ峠で風景を楽しんだ後、再びシェヴァリエスキーエリアへ戻り、遅めながらのクイックランチ。
下山してゆっくり、まったりと最後の時間をホテルの部屋でくつろぐ人、希望者には夕景のスキーエリアを最西の「モンテイエ」地区のベースまで約9kmのダウンヒル滑走。
さらに再び標高2500mまで上がりホテル前までロング滑走で終了しました。

参加メンバーの皆様大変お疲れ様でした!
それにしても皆さんの「ラ・グラーヴ」の印象は強烈だったようです。

今回は地中海を臨むプロバンス・コートダジュール周辺、メルカントゥール山系そしてオートアルプの山々とフランスを縦走しながらの景観、規模、そして新しい発見の多いスキーの旅となりました。

エスコート 水澤 史

 
〇 もうひとつのフレンチアルプス縦走スキー9日間・1日目 【イゾラ2000】
〇 もうひとつのフレンチアルプス縦走スキー9日間・2日目 【オロン】
〇 もうひとつのフレンチアルプス縦走スキー9日間・3日目 【セッレ・シェヴァリエ-1】
〇 もうひとつのフレンチアルプス縦走スキー9日間・4日目 【セッレ・シェヴァリエ-2】
〇 もうひとつのフレンチアルプス縦走スキー9日間・5日目 【モンジュネーブルをベースにイタリアへ】
〇 もうひとつのフレンチアルプス縦走スキー9日間・6日目(最終) 【ラ・グラーヴ】

 
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